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がんばれ宮崎

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今日は宮崎県立芸術劇場で『日本の心と美の祭典』というタイトルの着付けコンテスト九州大会が行なわれました。メイン司会はMRTの川野武文アナウンサー、私はそのパートナーを務めさせていただきました。

これはすべて自分で着物を着る着付けコンテストです。振り袖の部・留め袖の部・カジュアルの部はもちろん、外国人の部、そして子どもの部というのもあるんです。子どもの部にはなんと4歳の子どもさんも出場。自分で立派に七五三の衣装を着付けしてました。皆さん子どもとはいえ、なかなかの手さばき。会場の皆さんも感心したりほほえましいしぐさに笑いをさそわれたりで、和やかな雰囲気となりました。
外国人の部には中国・韓国・アメリカ・イギリス・グラナダ・ペルー・バングラデシュ出身の8人の男性女性が出場。男性は羽織袴、女性は訪問着や振り袖など、ものの数分で見事に着付けの技を披露。
私も振り袖を着ましたが、もちろん先生に着付けていただきました。着物は日本の伝統なのに子どもさんにも、そして外国の方にも負けてしまっています。

出場選手の皆さんにインタビューをさせていただきましたが、着物の魅力を聞いてみると
「着物を着ると気持ちが改まる」「母や祖母の思い出の着物をもう一度生き返らせることができて嬉しい」「四季折々の自然が柄に織り込まれていて、日本人であることを誇りに思う」などの意見がありました。確かに、普段洋服ではたいへんがさつな私ですが、着物を着る時は自然と背筋がぴんと伸び、所作もおしとやか(?)になります。とても気持ちがいいものです。

このところカジュアルな着物が流行っており、時折着物でショッピングをしたり食事をしている若い人を目にします。周りの方も喜んで「着物姿はいいわね」と声をかけられることも多いはずです。
着物の魅力を改めて見直し、私も少し着物のおしゃれを楽しめる女性になりたいなと思った良い経験でした。