みやんこんじょ便り
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がんばれ宮崎

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2011.5.2
今朝4時50分起床。車を走らせて『みやこんじょ』へ。持ってきたものを置き、持って帰るものをピックアップ。清清(すがすが)しい朝でした。帰宅後ジョギングでゆっくりゆっくり8キロほどを1時間かけて走る。3月までは必ずコンビニに立ち寄って大を落としていました。それが、4月からピタリと止まりました。4月からは500円をポケットに入れてコンビニを使う時は、なにか買うことにしました。それがお守りであるかのようにピタリと! 1時間も歩いているように走っていると、いろんなことが頭をよぎります。そして、今朝は昨日のことがいろいろと・・・。

4月30日(土)22時に『みやこんじょ』を早めに切り上げて家に帰りました。オノウエさんも一緒に。5月1日(日)4時起床。この旅を誘ってくれたオーノさんちに行き、自分の8人乗りの車にオーノさんが集めたぬいぐるみ・絵本・飲食物、ネモトさんが働いている鍼灸整骨院で患者さんに呼びかけて集めた靴下800足ダンボール等をギュウギュウ詰めにして4人で石巻に向かいました。5〜6時間。

まず目にしたのが瓦にところどころ被せてある青いビニールテント。それから皆さんも目にしている光景。石巻港をぐるっと回ってみました。走る道路の周りは廃墟というよりズタズタに崩れ去った家、家。すごい光景だけれども、その思いは、津波が来る前の町並みを知っているひとたちに比べれば「凄い」の表現も雲泥の差でしょう。テレビと違うのは、生の光景であることは勿論のこと、そこに生臭さが加わっていることです。瓦礫(がれき)の中に喪服を着たひとたちが立ちすくんでいたのが目に残っています。

石巻中学校と門脇中学校に物資を置き、残りは石巻市役所に預かってもらいました。各避難所で必要なものが違うことも知っておかなければなりませんでした。市役所に物資を届けてもそこからまた人手を使って各避難所に届ける手間がかかります。これから必要とされるものを届けるのならば、あちこちと回らずに1ヶ所に絞って、そこの責任者になにが必要かを聞いてから何回も届けたほうが間違いないと思います。

帰り、明るくなった仙台で牛タン定食を食べて、お土産買って6〜7時間かけて帰宅。石巻漁港周辺を走った車が泥だらけになりセルフ洗車と給油をしたものの、泥はまだ落ちない。今朝、再び、別なガソリンスタンドで手洗い洗車してもらったものの、タイヤ周りは泥がべったりでまだまだ取れていません。

『みやこんじょ』では、特別に募金箱を設けずに、売り上げの中から義援金を届けます。追い追い報告させていただきます。ご協力くださいませ。

沿岸部と河口部に大被害が出た被災地である石巻市は28,000棟が全壊し
2,653人が死亡。約2,700人が今も行方不明とのことです。
http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc
そしてこの言葉にも
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/