航宙日誌
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がんばれ宮崎

みやざきWEBチャンネル TOP 航宙日誌日々新たなり

玄の会は墨彩画家、向原常美さんの主宰する墨絵の勉強会。3年前から先生と同窓というご縁から練習させていただいている。向原先生はとても教え上手で、わずか数カ月でもそれなりの絵が描けるようになる。

しかも新人もすべからく毎年開催される個展に出品することなっている。小生も出品するのは4回目だ。最初の年は入会して1カ月で出品するはめに。

今年も宮日会館にて11月2日〜7日の間開催。10:00〜18:00(最終日は15:00まで)
小生も3日は終日、6日は午後、7日は終日、詰める予定。

今年は四点出品した。タイトルだけをご披露すると、「明洞の夜」、「旧友」、「京芋の昼寝」、「鉢」である。
残念ながら時間がなく、全紙という大きな紙でのチャレンジはできなかった。会場に居ると他の大きな作品の前で、やはり描くべきだったと後悔している。

もともと筆や墨はきらいであった。小学生の時に書道セットを床下に隠して、無くなったということで習字の時間には硬筆で自習していた。

それがこういった縁で墨絵をやりはじめて、筆に対する抵抗感がなくなった。もちろん悪筆は変わらない。
墨絵は失敗が許されない、基本的に修正できないのだ。したがって集中力が求められる。小さい絵でも描いていくと、ほどよい疲労感を味わうことがある。
また、観察眼が多少鋭くなったかなと思う。

バーチャルな職業なので、こういったリアルな仕事は、なんとか続けていきたいと思う。