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がんばれ宮崎

みやざきWEBチャンネル TOP WEBキャスターの部屋台湾の旅行記第2弾

台湾旅行記2日目です。
まずは、よしだあいみの「現地人化」必修アイテムとして、『悠遊カード』を紹介します。



台北にはMRTと呼ばれる地下鉄が走っており、市内をおおまかにカバーしています。
料金も非常に安く、距離によって20元(およそ72円)〜65元(およそ234円)でいろいろなところに行けます。今回は1人で移動することも多く、タクシーは不経済かと思い、できるだけMRTを利用することにしました。
そこで活躍してくれるのがこの『悠遊カード(ヨーヨーカ)』です。
要するに首都圏の「SUICA」みたいなもので、いちいち切符を買わなくても自動改札機にタッチするだけで通れ、さらに、乗り換えは割引になります。
これでバスにも乗れます。
言葉がわからなくて切符を買うのに苦労する私には超スグレモノです。
料金は始め500元を払い、そのうち100元がデポジットです。帰国時使い切れなかった時は、払い戻ししてくれます。その際には手数料20元が引かれて帰ってきます。もちろん足りない時にはチャージすることもできます。
このカードを持っているのが誇らしくて、会う台湾の友だちみんなに自慢しちゃいました。

さて、台湾2日目の朝です。台湾の朝ご飯は独特で、メニューも充実、とってもヘルシーということで、ホテルの朝食はパスして、近くの豆乳屋さんに朝ご飯を食べに行きました。



私のお目当ては『豆漿』です。台湾の人は豆乳が大好きで、冷たくて甘い豆乳、塩味をつけた温かい豆乳などいろんな飲み方、食べ方をします。私はその中でも『鹹豆漿(シェンドウチャン)』が大好きで、これが食べたくて台湾に通っていると言っても過言ではありません。



温めた豆乳に、お酢や調味料で味付けがしてあり、「油條(ヨウティャオ)」というパリパリの揚げパンが入っています。はじめはスープ状の豆乳が、徐々におぼろどうふのようにもろもろとした形に変わって行き、いかにも体に優しい味もさることながら、この変化が最後まで飽きさせないのです。これで22元(およそ80円)は安い!
これと合わせて、大根餅や台湾のおにぎり「飯團(ファントン)」などを食べるのが典型的な台湾の朝ご飯だそうです。私は初めて「葱油餅」というのを食べました。小麦粉の麺麭みたいな中にタマネギがたっぷり入っていました。地味なお料理ですが、これもとってもおいしかったです。

ホテルから最寄りのMRTの駅「雙連」へ歩く途中に「中山北路」という大きな道路を横断します。台湾の歩行者用信号はとってもかわいくて、青は人がてくてく歩いている形です。



日本のいわゆる「パカパカ」は、今まで歩いていた人が駆け足になるのです。動画でお見せできないのが残念です。そして、お国柄かなと思うのは、青の残り時間が表示されていることです。日本だったら赤の待ち時間が表示されますよね。
台湾では車はアメリカと同じ右側通行。歩行者が青信号で渡っていても、右折のバイクや車がどんどんつっこんできます。青だからって油断してはいけないのです。こればっかりは自己責任で、命は自分で守らないといけません。

なんとか無事にMRTの駅にたどり着いて、悠遊カードで颯爽とホームに。ここでも日本と違う表示があります。



日本では次の電車が来る時刻が表示されますが、台湾では「次の電車が来るまでの時間」が表示されます。改札の手前にも表示されるので時計を確認しなくても、急いで間に合わせることができて便利です。プラットホームは「月台」と書かれています。
台湾の地下鉄はそんなに入りくんでいないので、乗りこなすのは簡単だと思います。
ちなみに、ホームや電車の中で飲食は禁止。かなり厳重で、見つかると罰金だそうですのでご注意を。ちなみに、ガムすらいけないそうです。台湾の人は何でもテイクアウトしますが、MRTの中ではひたすらガマンガマン。



さあ、2日目の目的地、台湾政府の中枢「総統府」に向けて電車は出発しますが、続きはまた明日。

*** 2008/06/25 ***

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