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This is the archive for July 2007

宮崎の企業を紹介する企業チャンネル

今回は宮崎県西都市(宮崎市内より北部の方へ車で45分)で宮崎マンゴーを作っている日高健太さんをご紹介します。

今もっとも人気の宮崎マンゴー。マンゴーは一体どのように作られているのでしょうか。早速、日高さんにお話を伺ってみました。

最初にマンゴーを作られた方どなたでしょうか?

日高健太さん(以下、日高):今から23年前、亡き父と近所の方6人の計7人でマンゴー作りを始めたと聞いています。

きっかけなどを教えてください。

日高:もともと農業をしていた父が、他に何か新しいものはないかと沖縄へ研修に行った時に、マンゴーを見つけたそうです。実際食べてみたところ「これはいける!」と思い、それを宮崎に持ち帰ってから現在にいたります。

作られているマンゴーの種類、サイズを教えてください。


日高:アーウィンマンゴーです。俗称はアップルマンゴーです。
サイズは平均して300g〜400gです。


マンゴーが出来るまでを簡単に教えてください。


日高:7月に新芽が出て、12月に花が咲き、満開の状態が1ヶ月ほど続きます。そのあと3ヶ月〜4ヶ月ほどで、300〜400gの実がなります。






えっ、12月に花が咲くんですか?

日高:そうですね。普通は「花」は春先に咲くものですが、マンゴーは冬です。

マンゴーができるまで、一番苦労することはなんですか?または、気をつけていること。


日高:やはり、まずは花を咲かせるということですね。花が咲かないと実が生りませんからね。普通に待っていても花は咲かないので、温度調整や肥料の分量などに気をつけていますね。高温にしたり、時にはハウス内に冷たい風を入れ寒さを与えたり、常温を保ったりと、こちらからマンゴーに四季を与えてあげるのです。そうすることによって、春先ではなく冬(12月)にりっぱな花を咲かせることができるのです。
あとは、農薬ですね。農薬に関しては本当に気を遣います。当園では安全性を高めるため農薬はほとんど使っておりません。お客様に不安を与えてしまったら最後ですからね。農薬を使わずに、いかに良いマンゴーを作るかを常に考えています。


今は収穫時期で大変忙しいとお忙しいと思いますが、日高さんの一日を教えてください。


日高:朝6時に起床します。7時にはハウスに行って、ネットの中に落ちたマンゴーを収穫します。収穫後は自宅に戻り、仕分けし、出荷します。午後からは再びハウスに行き、収穫し、出荷の準備をします。これを一日3回ほど繰り返します。



収穫したマンゴーはすぐに出荷されるのですね。


日高:そうですね。大きい冷蔵庫で一度冷やして出荷するところもあると聞いていますが、私たちは採りたての新鮮なものをお客様のお届けしたいので、その日のうちに出荷します。

休みはあるんですか?

日高:マンゴーが落ちる時期は休みはないですね。収穫を5月(前半)と7月(後半)に分けていますので、5月と7月は休みはないですね。マンゴーは、いつ落ちるか予想がつかないので、収穫時期はなかなか気が抜けないですね。マンゴーの様子を常に意識して何度も何度もハウスに足を運びます。

九州は台風など多いですが、大丈夫ですか。

日高:うちのハウスは丈夫です。
2年前の大きな台風の時も、多少木が曲がりましたが、他に被害はありませんでした。

他で作られているマンゴーと違うところはどこですか。


日高:味、香りには自信があります。香りがないと、味も出せませんね。「まるごと甘味」が良いという方もいるし、少し酸味がある方が良いという方もいますが、当園のマンゴーは少し酸味があります。甘味もあって、酸味があるというのが売りですね。甘味酸味のバランスの良さを更に上手くだせるようにしたいですね。
ただ、各農園で味が違いますので、いろんな所のマンゴーを食べるのも良いと思いますよ。いろんなマンゴーを食べてみて、最終的に私たちのマンゴーが「一番おいしかった!」と言ってもらえるのが一番うれしいですね。


マンゴーのおいしい上手な食べ方を教えてください。


日高:魚を3枚におろすようにして平たい種を中心に3つに切り、両面を皿に盛ってスプーンですくって食べるか、又は切れ目を入れて角切りにし、スプーンでお召し上がりください。その他にジュースやシャーベットなどお好みによってお試し下さい。
  
盛り方はこちらです

  

こちらのマンゴーを購入する場合はどうしたらよいですか?

日高:電話、FAX、メールでお受けしています。直接こちらに来て頂いてもお受けしています。
 
どんな時にこの仕事をしていてよかったな思いますか?

日高:やはり、「味が良い」と言われた時ですね。また、同じお客様が何度も買ってくれたときですね。「買ってみようかな」という感覚で買ってもらえるのももちろんうれしいのですが、一度買ってくれた方が、2回3回と買ってくれたときは、本当にうれしいですね。
他には、マンゴーを通じて新しい人との出会いがあった時ですね。
実際、農家の方だけではなく、いろんな業種の方に出会いネットワークが広がっていってます。

今後はどのような方向にお進みになりますか?


日高:対お客様という関係でマンゴーを販売していきたいです。
市場を通すと、私もお客様の顔が見えませんし、お客様もどんな人が作っているのかは分かりませんよね。そうではなく、直接お互いの顔を見て、会話をしてマンゴーを販売したいと思ってます。そしてお客様の反応を肌で直接感じたいですね。今後はネット販売なども考えています。よりたくさんの方に私たちのマンゴーを食べてもらいたいですね。


今日は収穫時期のお忙しい中、ありがとうございました。


日高:こちらこそ、ありがとうございました。



問い合わせ先

宮崎マンゴー 日高健太
住所:西都市大字鹿野田11605
TEL:0985-43-4078
FAX:0985-43-4078
E−mail:dr_kenbouz@mx61.tiki.ne.jp

宮崎空港。陸の孤島と言われる宮崎にとって、空港は全国へのゲートウェイでありビジネスの玄関ともいえます。
地元の航空会社スカイネットアジア航空が就航してからは東京便は1日13往復。観光客やビジネスで行き来する人でいっぱいです。

その宮崎空港を利用する地元の旅行者やビジネスマンにとって、なくてはならないのが民間の駐車場。宮崎空港駐車場がどちらかというと駐車中心で使われるとすれば数日間駐車する必要がある場合に送迎付で利用されるのがこの民間駐車場です。民間駐車場としては老舗のアーバンキット空港駐車場を今回取材しました。

取材には不動産業も営まれている黒木正文社長およびスタッフの方にお相手をしていただきました。


空港駐車場としては何年くらいになるのでしょうか。

黒木正文さん(以下、黒木):アーバンキットという名前ではもう10数年になります。最初は現在の場所ではなくて少し遠いところにありましたがこの奥に移設し、さらに現在地に移動しました。収容台数の問題でより広くてかつ空港に近い場所をということで移転したんです。

こちらはわたしも利用したことがあるのですが、スタッフのみなさんが全員、笑顔でとても愛想がよくていらっしゃいますね。



黒木:ありがとうございます。これが本来の「普通の」対応と思ってやっています。


この近くに駐車場も多いと思うのですが、競争はいかがですか。

黒木:厳しい質問ですね(笑)たとえば、タクシー業界のようにいたずらに値下げ競争には走りたくない、と思っています。実際、この事業自体、いっぱいいっぱいでやっているのが実態ですので。

そうするとなにか付加価値を持たせるとかそういう方策をなにかお考えですか?

黒木:うーん、難しいところですね、それが。

スマイル!ですか。(笑)

黒木:土地を貸すビジネスですから、どうしても儲けるにも限界があるわけです。ですから、しっかりとお車をお預かりするということが大原則なので、そこに留意しています。送迎も、行きは急いでいる人、帰りは疲れている人とお客様もそれぞれですので、邪魔になりたくない、でも気持ちも伝えたいという気持ちがあって、話しかけていいのかも、悩ましいところです。でも誠心誠意、ご利用いただいているお客様に、「行ってらっしゃい」、「お帰りなさい」、そして「ありがとう」、という言葉をかけるようにしています。ですから初めて使う方にも、ここはよそとは違うね、と言ってくださる方もいらっしゃいますね。

空港の民間駐車場は以前からたくさんあったのでしょうか。

黒木:いや、実は急に新規参入が増えて競争が厳しくなりました。わたくしどもが3番目くらいだったんですが、業者数は倍以上になりましたね。


収容台数はどれくらいあるのですか。

黒木:予備の駐車場を入れて250台というところでしょうか。

そよ風ツーリストの看板がありますが、、、

黒木:近くの旅行代理店さんですが、タイアップの申し出がありましたので受けました。

リコーカップ(女子プロゴルフトーナメント)の際に駐車場を利用される方も増えているようですね。

黒木:会場に車では行けませんので、こちらにおいて行かれる方も増えています。

いろいろな可能性にチャレンジされているんですね。

黒木:がんばりませんと、食えないもんですから。(笑)




ところでホームページを開設されて、効果はいかがですか。

黒木:あります。メールや、電話でネットを見てという予約があります。赤いコーンが立っているところは予約済みです。以前は電話帳で見てくる人が多かったんですが、最近はネットで検索してホームページを見てから予約という流れが多くなってきました。正直、こんなに早く、予約メールが来るようになるとは思わなかったです。
鹿児島、熊本空港の同業者はホームページの活用が進んでいます。宮崎でもいずれそうなると思って、早くホームページを持ちたかったんです。

ご苦労はありますか?

黒木:大有りです。(笑)ブログ形式なんで常に更新しないとランクが上がらないと思い、更新にいつも気を使っています。いろいろと取材はしていて、ネタはありますが、なかなかじっくりとパソコンに向き合う時間がなくて困っています。
空港利用つまり当駐車場利用をきっかけにしていろいろな情報、宮崎の歴史の話とか、お客さんに提供していきたいというのがあります。

不動産物件の紹介をやられていましたが、元々不動産事業をされているんですね。

黒木:はい。しかし駐車場のページとしてはどうかと思いまして現在は掲載していませんが、今後いろいろ検討したいと思っています。不動産業は10年やっていまして、ほかに海事代理士というのを持っています。

どういうお仕事ですか?

黒木:船舶の登録と登記をするお手伝いです。船舶は法務局の登記と運輸局の登録が必要なんです。したがって、造船すると両方のお役所に登録と登記が必要になっているんです。もともと、ある程度知識があったので、この資格を取りました。

名刺にかわいいイラストが入っていますが、社長のセンスですか



黒木:そうです、事業をイメージ化しました。

スタッフのみなさんもずっとご一緒にお仕事されているのですか。

黒木:新しい人もいますが、ずっとみんなでやっています。

この仕事のつらいところは?

黒木:時間が長い、休みが無いというところでしょうか。

いろいろなエピソードがあると思いますが、ご披露いただけますか。

黒木:車のトラブル、バッテリー上がりとか冬場は多いですね。エンジントラブルで動かないというのもあります。
原因はわからないのですが、車が停まりかけていて、ここの入り口でとうとう動かなくなり、数人で手で押して中に入れたということがあります。しかも飛行機の時間がすぐで、あわてて送ってなんとか間に合ったということがありました。この方にはたいへん感謝されました。とても重要なお仕事だったようです。

その車はどうなったのですか?

黒木:お客様が業者に連絡して動くようになったようです。
時間が無い人はとても多いですね。余裕持ってこられるといいんですが、そういうわけにもいかないと思いますので。できるだけお手伝いはしようと思っています。よく、車庫入れをお願いされる方もいて、そういう場合には代わりにとめることもあります。女性の方や高齢の方はご要望があるようです。ただ、万が一傷をつけるとかあるといけないので、保険の対応なども今考えているところです。
また、最近ガソリンとかが値上がりしていますので、軽トラックからガソリンが盗まれる(給油口に鍵が無い場合が多いため)ことも発生していると聞いていますので、防犯カメラの設置も検討しています。
より安心して預けられる状況を作りたいと考えています。



お客さんに、もし、ひとことあるとすれば。

黒木:ぜひとも時間的な余裕を持ってきてください。というのも皆さんが思う以上に忘れ物が多いんです。携帯電話、財布、そして航空券など。時間的に余裕があれば、送迎者がシャトルのように回っていますので空港に届けられるのですが、時間的に余裕がないとそれすら厳しい場合もあります。お客様がお困りになると我々も悲しくなりますので。
それから、ぜひ、メールでも電話でも、困ったこと、ご要望あればご相談ください。学校の運動クラブなどで持たれているマイクロバスとかも予備の駐車場にとめられます。できることとできないことはありますが、できるだけお客さんのご要望には応えていきたいと考えております。


今後の抱負などについて教えてください。

黒木:今、いろいろと考えているところです。とにかくインターネット、ホームページの件で頭がいっぱいです。アクセス解析を研究して、キーワードがなにで来ているのか、どちらの方のアクセスが多いかを調べています。そういったデータを解析して、今後の方向性を考えています。
実際、宮崎の人としては珍しい名前の方もいるのでネットの効用をとても強く感じています。
はじめて空港を利用される方は、タクシー、電車、バスと選択肢は多いのですが、お子さん連れなんかだとやっぱり自家用車のほうが手軽で気軽です。でもどこにいけば(預ければ)よいかわからない。ネットの普及にともない、ネットで調べてくる人はどんどん増える、そう思っています。

このお仕事をやられていてよかったということはおありですか。

黒木:やはり、お客さんに喜んでいただくことがとてもうれしいですね。お客さんに、よかった間に合ったとか、助かったとか言われるとほんとうにうれしいです。

ということはやっぱり、ぎりぎりに来てもらう方がよいのですかね。(笑)こちらでは車を引き取って帰られるお客さんにお見送りまでされますね。

黒木:またいらしてください、気をつけてお帰りくださいという思いでやっています。そしてまた利用してくださいねとも(笑)

本日はお忙しい中お時間を頂戴しありがとうございました。



お問合せ先

アーバンキット空港駐車場
所在地:宮崎県宮崎市大字赤江106
メール :info@urbankitairportparking.jp
メールで御予約の際は、お名前、ご連絡先電話番号、車のナンバー、入庫日をお知らせください。
こちらからお電話又はメールいたします。
メールでの予約は24時間受付ています。

電話:0120-96-7635
宮崎県内からは無料です。
空港に到着されたときなどにお電話ください。
電話での予約は6:30分〜21:30分以内で受付ています。
なお、事情により予約をキャンセルされてもキャンセル料は頂いていません。

通常電話:0985-56-7636(宮崎県外からのお問い合わせはこちらから)

URL:http://www.urbankitairportparking.jp/