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がんばれ宮崎

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This is the archive for June 2009

今日午前中、窓際のソファに座って何気なくテレビを見ていたら、

我が目を疑う物体が、

家の外壁を伝って家の中に侵入しようとしていました。

思わず二度見です。

その物体とは、、、、





ヘビでした!

二度見した後、「やっぱりヘビだ!」
と再確認できたので、ようやく

「お母さん!!!!ヘビ!!!!!」


と叫びました。

母も腰をぬかさんばかりに驚いて


「ど、ど、どこに!!!???」

そんなやり取りの大音響にヘビも驚いたのか、

今までくっついていた壁から、ぼとんといぬばしりに落っこちました。

それで私もようやく冷静さを取り戻し、
日記用の証拠写真をと思ってカメラを構えましたが、
ヘビはもう跡形もなく消え去っていました。


いやあ、中国ではヘビを食べたこともあるし、
動物園でもヘビを見るのはまったく平気だし、
「虫」に比べたらヘビなんて楽勝と思ってましたが、
こんな風に遭遇してしまうとヘビってやっぱり怖いですね。

しかし、我が家って、どんだけ大自然の中にあるんでしょう。
ヤモリもしょっちゅう出没して、もう平気になりました。

今日母と2人で、病気療養中の鹿児島のおばのお見舞いに行きました。

腰椎骨折という重傷でおばが入院したという知らせを受けたのは去年の夏の終わり。
それまで、70代後半の御年にもかかわらず肌もぴちぴちで、「老後のために」とどこへでも歩いて出かけるほど元気なおばだったので、晴天の霹靂でした。

去年のうちに数回お見舞いに行きましたが、腰椎が折れているので、ベッドの上で起きあがることも出来ず、横になったまま食事をしなければならないほど。骨が弱くなっているので手術も無理と医師に告げられ、本人もずいぶん落ち込んでいたし、周りも心配しました。

ところが、久しぶりに今日会ってみると、なんとおばは自分の足で立てるほど元気になっていました!食事も食堂まで車いすで行き、みんなと楽しく食べているそうです!
しかも、「リハビリの先生が若くてハンサムなのよ」とお化粧までしているではありませんか!

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おばの人生、大変なことも多かったはずですが、苦労を苦労と思わぬ明るい前向きな性格でいつも笑っている人です。病気もケガも、こんな風にさらりと克服してしまいました。
涙を浮かべながら「私の周りにはほんとにいい人が多いのよ。たくさんの人がひっきりなしに病室をたずねてくれて、私にパワーをくれるから、ほら、こんなに元気になったのよ。本当にありがとうね!」と言います。しかし、おばがとてもいい人だからこそ、こんなにたくさんの人に今愛されているのだと思います。私の人生のお手本としたい人の1人です。
おばちゃん、はやく元気になって、おいしいもの食べに行こうね!

今週土曜日から「第15回宮崎映画祭」が始まります。
6月6日(土)から13日(土)まで、宮崎キネマ館を中心に14作品が上映されることになっています。中には1969年の『ワイルドバンチ』などの西部劇の名作やカンヌ国際映画祭60回を記念して制作され、北野武監督なども参加した『それぞれのシネマ』などの話題作が上映されます。

その中で、最もオススメなのが、宮崎―台湾定期便就航1周年を記念して上映される
台湾映画『海角7号』です。去年台湾で封切りされるや否や、2度3度と見に行くリピーターが続出。社会現象となりました。当然台湾国内で撮られた映画としては歴代1位の動員記録です。
あらすじは、ネタバレになるといけないので、宮崎映画祭のパンフレットから引用させてもらいます。

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「投函されることのなかった想い人へ綴った手紙。ミュージシャンになる夢が破れて故郷に戻った青年。日本人シンガーソングライターのビーチコンサート開催のためにやってきた日本人女性。時と国境を越えて、愛の物語が交差する。昨年台湾で大ヒットした本作を、日本公開前に一足早く宮崎でプレミアム上映!自然と胸打つ感動に、台湾歴代興行成績2位(1位『タイタニック』)の記録を樹立したのもうなずける。それぞれの青春が、世代と時を越えて織り成す様は、まさに全ての人に捧げる青春ラブストーリー。出演した田中千絵・中孝介は台湾で大ブレイク中。台湾から宮崎へ届けられた本作、見逃す手はない!」

実は、先日知人からこの映画のDVDをお土産にいただきました。日本語の字幕がなかったので、英語の字幕でみました。100%は理解できなかったかもしれませんが、本当に感動的ですばらしい内容でした。昨年末台湾に行った時もあちらこちらの台湾人から「海角7号を見ろ!」ってオススメされました。

この映画には、日本の統治下にあった台湾人と日本人の強い心の結びつきが美しく描き出されていいます。またところどころ日本語が出てくるので、日本の方にも親しみやすく見られるのではないでしょうか。私は何回も涙があふれて仕方がありませんでした。しかもこの日はなんと、サミュエル・ウェイ監督、主演の范逸臣・田中千絵がゲストトークで登場する予定だそうです。
チケットは、1000円(全ての作品の共通鑑賞券となっています)。全作鑑賞出来るフリー券は3000円で販売されています。『海角7号』は最終日の6月13日(土)午前10時〜の1回のみ上映です。本当に本当にオススメです!!!!