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がんばれ宮崎

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This is the archive for November 2007

今日は宮崎県立芸術劇場で『日本の心と美の祭典』というタイトルの着付けコンテスト九州大会が行なわれました。メイン司会はMRTの川野武文アナウンサー、私はそのパートナーを務めさせていただきました。

これはすべて自分で着物を着る着付けコンテストです。振り袖の部・留め袖の部・カジュアルの部はもちろん、外国人の部、そして子どもの部というのもあるんです。子どもの部にはなんと4歳の子どもさんも出場。自分で立派に七五三の衣装を着付けしてました。皆さん子どもとはいえ、なかなかの手さばき。会場の皆さんも感心したりほほえましいしぐさに笑いをさそわれたりで、和やかな雰囲気となりました。
外国人の部には中国・韓国・アメリカ・イギリス・グラナダ・ペルー・バングラデシュ出身の8人の男性女性が出場。男性は羽織袴、女性は訪問着や振り袖など、ものの数分で見事に着付けの技を披露。
私も振り袖を着ましたが、もちろん先生に着付けていただきました。着物は日本の伝統なのに子どもさんにも、そして外国の方にも負けてしまっています。

出場選手の皆さんにインタビューをさせていただきましたが、着物の魅力を聞いてみると
「着物を着ると気持ちが改まる」「母や祖母の思い出の着物をもう一度生き返らせることができて嬉しい」「四季折々の自然が柄に織り込まれていて、日本人であることを誇りに思う」などの意見がありました。確かに、普段洋服ではたいへんがさつな私ですが、着物を着る時は自然と背筋がぴんと伸び、所作もおしとやか(?)になります。とても気持ちがいいものです。

このところカジュアルな着物が流行っており、時折着物でショッピングをしたり食事をしている若い人を目にします。周りの方も喜んで「着物姿はいいわね」と声をかけられることも多いはずです。
着物の魅力を改めて見直し、私も少し着物のおしゃれを楽しめる女性になりたいなと思った良い経験でした。



アナウンサーという仕事はマイクと切っても切れない縁があります。
マイクとスピーカーがなければ私という人間はその場では全くの役立たずなのです。ですから、アナウンサーはみなマイクの使い方が上手です。
そこで今日はマイクの持ち方についての意見をひとつ。

最近、マイクの丸い頭の部分を手で包んで持ち、カラオケを歌う人が増えています。特に若い男性。
でも、これはプロから言わせていただくと音質的によくありません。
音なり声は空気の振動で伝わるので、口元からマイク本体の間に指があれば単純に障害になるし、手で囲んでしまえば音はコモるし、ハウリングしやすく、良いことはないです。

カラオケボックスのマイクはそんなにデリケートなものを使ってないので大丈夫ですが、結婚式場やホテルなどはやはりプロ用のものを使っていますので、マイクの頭を握るのは絶対NGです。クセになっている方、結婚式のスピーチや余興などでマイクを使われる際は、気をつけていただきたいと思います。

ちなみに、アナウンサーとしてマイクを持ってしゃべるときは下の方を持った方が美しく見えると言われています。しかし、歌を歌うときはマイクの頭のすぐ下を持った方が安定する、と先生にアドバイスを受けました。マイクにも用途によっていろんな持ち方があるんですね。

秋はイベントや結婚式のハイシーズンで、私たちの仕事が一番忙しい時期です。
10月からほとんど休みのない状態で仕事をしていますが、今日はその中でもかなり過酷な1日でした。

宮崎市花ヶ島、北バイパス沿いに完成したフレスポ宮崎花ヶ島。宮崎初出店で話題になった「コジマ」があるところです。今日がオープニングセレモニーでした。
朝9時半からセレモニーだったので、まだまだとっても寒かったんですが、オープニングセールお目当てのお客さまも開店前からたくさんお見えになって、活気のあふれるセレモニーでした。
その後お昼まで開所式の司会を務めたあと、FM宮崎の『WEEKEND JAM』NTT DoCoMo九州のコーナーで中継リポーターのピンチヒッターを務めるため、都城のドコモショップへ車を飛ばし、およそ1時間を都城で過ごしました。
そして、中継終了後そのまま宮崎へとんぼ返りし、宮崎観光ホテルで行なわれた結婚式へ。
夕方4時に入り、ホテルを出たのは9時半。披露宴は3時間半に及んでしまい、さすがに朝からほとんど休み無しの13時間労働はきつかったです。

つくづく体力勝負の仕事だと思います。それにあまり疲れていては頭も回らなくなるので、やはり体調管理はしっかりしていないと周りに大変なご迷惑をおかけすることになります。

勤労に勤労を重ねた『勤労感謝の日』。改めて健康の大切さ、そして元気で働けることの有り難さを実感した1日でした。

ラジオから流れてくる人生相談。なんだか人の不幸をのぞき見しているようで、勝手が悪いものです。先日ラジオを聞いていたら、こんな相談ごとがありました。

離婚をして中学生の女の子を抱えているお母さん。最近お父さんが再婚したのがきっかけで荒れてしまい、万引きが見つかったり学校を休みがちになったり、お母さんに反抗的な態度を取ったり。子育てに悩み、電話をしてきました。
いつもどおり話を聞いたあと、ゲストが専門的な意見を言うんですが、この人の言葉に私はびっくりしてしまいました。
「お母さんね、お母さんの物言いはすごく騒々しいでしょ。それは子どもの意見を聞かないで自分の主張ばっかりを押しつける話し方なんだよね。それじゃ子どもに愛情は伝わらないよ」とバッサリ。聞いているこちらがなんだか気の毒でいたたまれなくて、胸がどきどきしてしまうほどでした。

昔ワイドショーでやってた『ピーコのファッションチェック』もものすごく辛口で、それでも出演する素人のひとは「ピーコさんお手柔らかにお願いします」なんて言っちゃって。けなされることがわかってるのにそれでも挑戦しようとする気持ちがすごいな、と感心しながら見てました。これはたかがファッションだから笑って済ませられるけど、テレフォン人生相談みたいなところに死ぬほど悩んですがって来る人に、あんな厳しいことをズバッと言ってしまうなんて、ほんとにいいんでしょうか。

それでも短い時間内に必ず納得して前向きな気持ちになって相談者は受話器を置くんですよね。とても不思議だと思うのは私だけでしょうか。

今日は泊まりがけで西米良村に来ています。カリコボーズの温泉まつりのお仕事です。山あいの人口1500人の小さな村西米良村。年に一度のまつりは素晴らしいお天気に恵まれ、雲一つない青空。



ポカポカ陽気の中、昼間はゆったりとしたスケジュールで米良太鼓や西米良中学校の3年生による神楽舞、陸上自衛隊都城駐屯地音楽部の吹奏楽など楽しみました。
ところが、午後2時、太陽が山陰に隠れた途端、急に冷え出し、風が冷たくなりました。陽が当たるってこんなに違うんだなと太陽のありがたさを改めて知ったのでした。


今日は夜にも温泉館「ゆたーと」で温泉コンサートが開かれました。




車椅子の歌姫真北聖子さんと、ご存じFM宮崎ミミコイのDJシローくんと、その番組がきっかけで結成されたジュンジュンさんとのユニットシロジュンの2組のアーティストのライブ。



温泉帰りのいいニオイをさせているお客さんであふれ、アットホームな温かいライブになりました。
実はこの日記はそのコンサートの本番中に書いてます。終わった後これから温泉「ゆたーと」に入って宿に戻る予定。ここの温泉はトローっとした泉質でまるで化粧水に浸かっているような感じなんです。美人湯と言われる所以ですね。あったまって英気を養い、肌もシットリ、明日も頑張ります!

今日は食育をテーマとしたシンポジウムのお仕事でした。
その打ち上げで街に出たのですが、ひょんなことからギターの生演奏で歌うことになってしまいました。

飛び入りミニミニライブをさせていただいたのは、ダイヤモンドビル6Fの「Dan」というお店です。団塊の世代のマスターご夫妻が経営されていて、毎日日替わりでライブがあります。
演奏が出来る人は飛び入りでもOKです。また、その日のアーティストの方やマスターの知っている曲だったら歌わせてくれることもあります。

私が初めてこのお店にお邪魔したのは今年8月のこと。ナイトフォークのライブを前にステージ度胸をつけたくて飛び込みで演奏をさせてもらいました。その時北海道からとってもお上手なポンタさんというギタリストの方が見えていて、素敵なトワ・エ・モワの曲や昔のきれいなフォークソングを聴かせてもらったのですが、「君はキャロル・キングをやるといいよ。声にとっても合ってる。『君の友だち』なんかどうかな」とアドバイスをしてくださいました。実はこの曲、私がボイストレーニングを受けているヤマハの教則本の中にも入っていて、以前先生に薦められていたものだったんです。2回も同じ曲を薦められたんだから、そりゃよっぽどなんだろうと思って、先日からこの曲に取り組んでいます。

で、今日久しぶりにDanに行ってみたら、そのポンタさんがたまたま来られたんです!
それで嬉しくなって「先日教えていただいた『君の友だち』今練習してます!」と言ったら「そいじゃ今やろうよ」ってことになって、リハーサルも無しに歌わせてもらったというわけです。

もちろん、少し飲んでたし十分な発声練習もしてないから人前で歌うなんてほど遠い出来でしたが、また再会出来て、そしてセッション出来て良かったです。どうもありがとうございました。




今さらって感じもしますが・・・今ハリーポッターシリーズを読んでいます。
最初のハリポタブームの時に相当はまって第3集『ハリーポッターとアズカバンの囚人』までは一生懸命読んでいたのですが、ちょっと飽きてしまって「続きはもういいかな」って正直思ってました。ところが、このほど大阪に住んでいる妹が「お姉、『ハリーポッターと謎のプリンス』もう読んだ?冒頭ですっごいウッソー!!!!!ってなるよ」と教えてくれました。ハリーポッターって、始めからどんどん謎が深まって行ってストレスを溜めたところに、最後ずどーんって謎解きがあって「なるほどー!」って感じになることが多いんですが、第6集のこれは冒頭でもう驚きの極致で、後の謎解きはその冒頭の驚きにまったく及ばないと言うんです。この「ウッソー!!!」状態になるためには私がまだ読んでいない第4集『ハリーポッターと炎のゴブレット』第5集『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』を読まなきゃわからないと言うので、今さらながら読んでいるというわけです。
読んでいる方も大勢いらっしゃると思いますが、第4集からはハリポタは上下2巻になりそれぞれが分厚い本なので、けっこう時間がかかります。しかも少しずつ謎が明らかになっていくので、体力の限界が来るか、全部読んでしまうかでしか辞めることができません。それで朝早い仕事が多いにもかかわらず、ついつい夜更かししてしまって睡眠不足状態になってしまうんです。

ハリポターシリーズはキャラクター設定が面白く、また情景の描写がとても具体的なので、寝る前に読むと必ずハリポタの夢を見ます。自分がまるで登場人物の1人になったかのような感覚になるのです。そこがハリポタの魅力だと思います。

さあ、「ウッソー!!!」状態までもう少し。しばらく眠れぬ夜が続きそうです。

九州沖縄音楽祭の仕事、とっても楽しかったです。

実は、この事業の鹿児島大会を中心的に運営している南日本新聞の担当が私のイトコのお兄ちゃんなんです。それで、2年前に初めて声をかけてくれたのがきっかけで、2年ぶり2回目のお仕事でした。

今日は事前審査をパスした8組の鹿児島県内で活動しているアマチュアミュージシャン8組が出場し、1月14日の決勝大会進出をかけて演奏しました。この大会にエントリーするための条件はたった2つ。オリジナルソングであること。そしてアコースティックであること。だから自然と小人数のユニットになります。

「将来EXILEに入るんじゃない?」って思わせるイケメンの実力派の男の子とか、高校生なのに「ふきのとう」とかを彷彿とさせる渋好みの男の子とか、男性の心を虜にしたお姫様みたいな女の子とか、それはそれは個性と実力を備えたレベルの高い戦いとなり、聴いていてとても楽しかったです。

結局、グランプリを受賞したのは高校2年生の女の子2人と力強いギターとコーラスをする23歳のリーダーの3人のユニット「You & Me」でした。アイドルのような感じで、ビジュアル的にも素敵なユニットです。決勝大会でも頑張って欲しいです。

今回のスタッフは九州各地から集まって、各県のこのイベントを成功させている人たちです。私は前夜の懇親会から参加させていただきましたので、今日のコミュニケーションもバッチリで仕事がしやすかったです。何よりスタッフの皆さんがとても楽しんで現場に取り組んでいる雰囲気が伝わってきて、私も気持ちよく仕事が出来ました。なかなか県外の方とお仕事する機会が少ないんですが、今回はとても良い経験になりました。スタッフの皆さま、そしてN兄ちゃん、どうもありがとうございました。また一緒にお仕事させてくださいね!

さて、宮崎行きのバスに少し時間があったので、じーさまのリクエストにお応えして、私の母校鹿児島大学で行なわれていた学祭の写真を撮って来ました。



タクシーでちょっと寄ってもらっただけだったので、ほんの入り口だけしか撮影できませんでしたが、相変わらず盛大でした。サークルや学科などの模擬店のテントが両側にずらりと並び、至る所に行商をする学生たち。



一般社会とはちょっと違ったエネルギーが渦巻いているところでした。圧倒的なパワーに「もう戻れない・・・」とちょっと寂しくなったオトナの私ですが、
もうちょっと時間があったら私のバスケットのサークルのテントにも行って懐かしいお好み焼きを食べてみたかったな。硬式野球部のきんとんパイも。ついでにストームもやってみたかったな。(わかる人だけわかってください!)

今鹿児島に来てます。
明日「九州沖縄音楽祭」の鹿児島県予選があり、そのMCです。アマチュアのアコースティックのミュージシャンがオリジナルの曲を生演奏します。
この模様がインターネット中継されます。日頃ローカルでしてる私の仕事を遠方の方にも見ていただけます。
パソコンの方は「プレス9」で検索→「音楽祭」→「鹿児島大会開催中」をクリック!午後3時から5時までです。
土曜日の昼下がり、ヒマでヒマでしょうがない方はどうぞご覧ください。

先日のにっきで「じゃがポックル」について書きました。今日はその続きです。



鹿児島に住む私のイトコが先日宮崎に遊びに来て、宮崎名物を3軒もハシゴして楽しんだということもにっきに書きましたが、そのイトコが、またまた出張で宮崎に来たときに、持ってきてくれたんです、「じゃがポックル」を!!!あの時はどんなに望んでも手に入らなかったのに、もう忘れかけた頃に私のもとにやってくるなんてすごくニクイ演出。もったいなくてなかなか開けられなかったんですが、今夜意を決して初じゃがポックル行きました!



『さくさくさくっ』という歯ごたえ。世の中にジャガイモのスナック菓子は数あれど、こんな歯ごたえは珍しくておいしいです。(常々「じゃがりこは堅すぎ」って思ってたんです)味は単純な塩味なんですが、シンプルな味を好む私の趣味にぴったり合っています。私のにっきを読んでメールをくださった方が「じゃがポックルはビールに合いますよ」と書いていましたが、まさにその通りです。



じゃがいもの皮らしきものがついている部分もあります。これって、皮付きフライドポテトみたいに、皮付きのままスナックに加工したんでしょうか。だとすると、ますます嬉しいですね。

巷ではじゃがポックルブームはまだまだ熱いようです。が、とりあえず私の方は気が済みました。Kちゃん、ありがとう!

昨日は朝から晩まで3つの仕事が入っていました。ほとんど立ちっぱなしだったため、夜ご飯を食べていたらふくらはぎがいきなりツリました!こんなに疲れたのは久々です。

今朝6時、愛犬サリーのクンクン鳴く声で起こされました。玄関で飼っているため、毎朝外に出しておしっこをさせます。その後犬のガムのおやつをあげるのが日課で、おやつをあげるまでサリーは落ち着きません。今朝も寝ぼけまなこでいつものセレモニーを終え、私はベッドに戻りました。

ところが、しばらくおとなしかったサリーがまた甘えるような鳴き声でクウーン、クウーンと言っています。「何を主張しているんだろう?」と耳を澄ますと何やらビニール袋がカサカサいう音がします。きっと気のせいだ、と自分に言い聞かせてもう一度寝ようと思ったところ・・・「どんっ!」と大きな音がしました。「やっぱりおかしい」とまた起きあがって行ってみると・・・

飼い猫のチータが棚に登って、サリーのおやつが入っている棚を手でこじ開け、袋を取ろうと懸命に手を伸ばしているではありませんか!そのチータに向かってサリーは「早くくれ、早くくれー」と甘え声を出していたのです。

今回は私に見つかり2人のたくらみは未遂に終わりましたが、過去2回は成功しています。チータが棚を開けおやつの袋を下に落とし、サリーが袋を噛んで開けて私たちが起きた時には2人でたらふく食べていました。あまりに見事な連携プレーで笑えてしまい、怒れなかった私たちです。

宮崎県立図書館で「子ども教育週間」の催しが行なわれていますが、その一環として私がボランティアとして携わっているユニセフでも展示を行なっています。



今回展示しているのは、主に壁新聞です。私たちが「ユニセフ学習会」などで講話をさせてもらった八代中や三納中の子どもたちが、さらに自分たちでユニセフのことを調べて作ってくれました。また宮崎日大高校や宮崎大宮高校の生徒さんたちが学校生活の中でボランティアや国際協力などについて体験したことなどをまとめたものもあります。
この壁新聞を読むと私たちがお話ししたことを子どもたちなりの感性で受け止めてくれたのだということがわかり、とても嬉しく思いました。

また、宮崎大学の学生さんが、以前海外青年協力隊で訪れた国の写真をパネルにまとめており、この写真も合わせて展示してくれています。実際に現地のひとたちと触れあっている写真で、遠い国の人たちの生活を身近に感じることができます。

その他にもユニセフで作成している『児童労働』をテーマにしたパネル、現在も数々の悲劇を生み続けている地雷(模擬)の展示、ネパールで実際に使われている水がめの展示などもあります。

私たちはたまたまこの国に生まれたから何の不自由もない暮らしをしています。困難な状況にある国に生まれた人たちも本当にたまたまなのです。ユニセフに出会ってそんな風に思うようになりました。日本の子どもたちが世界の子どもたちのことを知ってどんな風に感じたのか、たくさんの方に見ていただきたいと思います。この展示は今度の日曜日、11月4日まで、県立図書館1Fロビーで行なわれています。